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菊花園(愛知県名古屋市中川区 花屋)ブログ

お客様を花にしてしまう花屋さん

2010年03月29日 3:26 PM

お客様を花にみたてて何人かを束ねて花束を作っちゃえ。

 お客と花は生まれた日の誕生花として性格が分かる仕組みになっている。いくつかの設問に答えながら、だんだん一人のお客が一種類の花に変身していく。どんな花でどんな色合いの花束が良いのか聞かれているうちに、自分がその花になってしまう。最後に花になったお客がその香りを振りまきながら涙ぐむ。その涙こそ花を花たらしめている露。朝日にキラキラ輝く花の雫。花には朝日が似合う。光が似合う。朝日に照らされ一日が始まる時、輝くように咲いたヒマワリのように、可憐に優しさを振りまく朝顔のように、朝とともにすべての花々が競い合うように咲き出す。

 花になった人間がその時見たものは、花屋の店先ではなくどこまでもどこまでも続く草原、軽やかに草々を揺らす初夏の風。花の蜜を吸いに集まってくるミツバチやたくさんの昆虫達。花屋の玄関と思ったのは大きな杉の特に立派な2本の木、そこを通り正面のカウンターで相手をしてくれた可愛い店員と思いしはウサギの子、そしてしっかりした自然木で年輪も鮮やかなカウンターは仰向けに寝ころんでイビキをかいて気持ちよさそうな大ダヌキのお腹。イビキはバックグラウンドミュージック、壁に架かっていた丸時計は蜂の巣に群がるように出入りしていたミツバチ。そのミツバチが動くたびに短針と長針がまるで動いているように見える。天井に描かれた鳥たちは、春になって暑い南の国からやって来たツバメたちそのもの。空中で虫をとらまえては巣へと運んでいた。巣には孵ったばかりのツバメの雛たちが顔よりも大きな口を開けてえさを待っている。

 お客の人間は花を買いに来たつもりが草原に一輪の花を添えるためにやって来たことになってしまった。ここはパラダイス。人間も植物も動物も鳥も昆虫たちも、争うことなくそれぞれの役割を一生懸命演じている。こんな素晴らしい花屋さんで、花になった人間を買って飾って楽しんでいるのは神様かな、それとも仏様だろうか。

 あなたも花屋さんへ花束を買いにいったら、そんなパラダイスを思い描いて、その花屋さんにいる間に、自分だったらどんな花になるか考えてみたらどうかな。花言葉で好きな花の好きな言葉を見ているうちに、その花になりきったら、素敵だね。

 明日の朝、目が覚めた時あなたはどんな花?

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